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土佐あかうしの赤身肉は美味しいか 高知県嶺北の旅

 

土佐あかうしは、「褐毛和種高知系」という、高知だけで生産される和牛です。全国的にも珍しい褐毛(あかげ)の和牛で、明治時代から長い年月をかけて改良を重ねてきました。現在、飼われているのはわずか2500頭(令和4年)、全国でも和牛160万頭のうち、0.15%という希少な牛です。

土佐あかうしの特長は、赤身のおいしさ。ほどよい霜降りで、質のよい脂には独特の風味があります。口どけがよく、のど越しのよい脂のうまさを感じる一口目。二口目はしっかりとした赤身のうまさが広がります。脂と赤身のバランスがよく、それぞれのうまみを引き立てます。

(高知県農業協同組合 土佐和牛ブランド推進協議会 発行パンフレットより)

 

アイキャッチに使用している土佐あかうしの写真は、四国カルスト県立自然公園で、2005年6月12日に撮影したもの。

訪問した嶺北地区ではないが、土佐あかうしは放牧地で育てる事も多いらしく、生育環境の説明写真として掲載した。

 

 

 

おはようございます。(2026年7月12日 朝8時)

今日は、高知県早明浦ダムよりスタートです。

 

早明浦ダムは、四国の中央に位置して、四国四県に水を供給しています。

 

「四国の水瓶」と呼ばれ、雨不足の度に貯水率が報道されるので、岡山県民にも名前だけは有名です。

 

周辺(嶺北地区:本山町 土佐町 大豊町)は土佐あかうし農家が多く、土佐あかうし街道を名乗っています。

レストラン、寿司店、カフェ、ホテルなど赤牛メニューが選び放題。

土佐あかうしの肉を売っている店も複数あるようです。

土佐あかうしの生産農家は高知県各所に散らばっていますが、土佐あかうしを研究するには最適な場所だと考え、目的地としました。

 

 

 

9時の開店を待って飛び込んだのはサンシャイン本山店。

高知の地域スーパーマーケットのフランチャイズ店。

最低限の品ぞろえのSM(スーパーマーケット)である。断じて、総合スーパーやSSM(スーパースーパーマーケット)ではない。

 

しかし、

小型店のくせに、土佐あかうしコーナーが凄いらしい。

 

店内を奥まで進むと、あかうしの特設コーナーがあった。

かなりの種類と量である。

 

細川茂幸様、筒井博和様、と受賞盾が飾ってある。

 

たぶんこの人たち、かな?

 

パンフレット、新聞記事の切り抜きなど資料多数。

 

ラベルには生産者の名前が目立つように刻印されてあった。

生産者への愛を感じる。

 

せっかくなので、土佐あかうし協会のYouTubeで視た生産者の肉を食べてみたいと考えたが、厚みのある肉から選びたかったので、肉の種類を優先して購入した。

 

土佐嶺北あかうしサーロインカット

生産者:土佐町川井規共様

適度にサシの入った部位からこれを選んだ。複数人で試食しやすいようにカット済のものを購入。

 

土佐嶺北あかうしマル(もも)ブロック

生産者:秋山裕二様

赤身肉がセールスポイントの赤牛なので、サシがほとんどない肉を選んでみた。となりで吟味していたお客様が「赤過ぎる…」と戻して帰ったが、吉と出るか凶と出るか。

 

土佐嶺北あかうしイチボステーキ用

生産者:細川茂幸様

近所の日本料理店主の指示で購入。「ココを食べればだいたい判るので売ってたら買ってきて」との事。

 

これらの肉は持ち帰って、プロに見て頂く。

 

 

 

土佐あかうしの炭火焼き

飲食店選び放題の土佐あかうし街道で、プロの料理を満喫する事も考えて嶺北地区に来たのだが、スケジュールがタイトすぎて無理っぽい。

代りに、道の駅土佐さめうらで土佐あかうしの炭火焼き(牛串焼き)を食べることにした。

 

道-1グランプリ2019で初参加、優勝したらしい。

 

なんと二つの部位、カルビと(さっき買った)モモを一度に試せる。

試食の旅にこれ以上の幸運無し!

 

5分ほどで完成。

肉だけの味を知りたかったので、塩コショウを少なめでお願いしたら良かったと後悔したが、それでも肉のうまみが十分に伝わってきた。

和牛串で600円は安過ぎる気がします。

 

 

(旅の工程 中略)

 

 

黒潮町まで行って、一目散に高知市内まで戻ってきたが、帰宅が遅くなりそうなので、南国サービスエリアで土佐あかうしを食べて、岡山に戻る事にした。

 

土佐あかうしハンバーグ150g

ここのハンバーグは名物で、350gというオバケみたいなサイズのもある。

 

仕事上、ステーキの味見をすべきとも考えたが、散財しすぎたのでやめておく。ステーキ肉の味はサンシャインで購入した肉を焼くまで我慢。

 

ハンバーグは至極美味でした。

ソースが付いていたけど、濃い調味料は邪魔かな。

そのまま何も付けずに美味しく完食した。

今更だけど、メニューに「ソースはぽん酢に変更できます」と書いてあった。

 

 

 

翌日、日本料理店の店主に品評頂きました。

※話し言葉を編集して岡山弁要素を除いて記載します。

 

土佐嶺北あかうしサーロインカット

 

ステーキ屋より、和食店で使い易いかな。

ちょびっとしか出さないところは黒毛和牛の味の濃いの、美味しいーてなる。

ただ50-60gじゃなしに80-100gとか多めに出すようなところはこっちの方が良い。

臭い匂いないし、あっさりして。

 

 

土佐嶺北あかうしマル(もも)ブロック

 

コース料理にはいいのと違うか。

黒毛和牛よりあっさりしてるので。

いいなあ…

香りが。

若いのもあるけど、ステーキ屋のモモとか一か月寝かしたのと比べたら。

ぜんぜん味が濃い。

全然良いなあ…

けど、凄い肉(黒毛和牛)の脂のコクを取ったような感じ。

 

土佐嶺北あかうしイチボステーキ用

 

もも肉より味が濃い。

甘みがある。

(イチボの)一番端なのでちょっとしわいけど、

(A5のよく出回っている黒毛)和牛のより、こっちの方が良いのとちがうか。

今のニーズに合ってると思う。

若い人も脂っこいの嫌っていうし。

食べ易くて、味がちゃんとはっきり、しわい処を食べても味が濃いから美味しいってなる。

 

 

プロ料理人に、おおむね好評頂けました。

商売に出来るか煮詰めてみます。