極度に清い水が雑味の無いおいしいあめご(あまご)を作る 片岡養魚場 仁淀川水系中津川

先月から高知県産のあめご(あまご)を販売しています。
あめご(あまご)の味を左右する養殖池の自然環境について、商談でお伺いした日には詳しく取材する事が出来ませんでした。
極度に清い水が、雑味の無いおいしいあめご(あまご)を作ります。
片岡養魚場の味の秘訣について、ちゃんとお伝えする必要を感じていましたので、再訪問して、しっかり取材してきました。

奇跡の清流と呼ばれる仁淀川は石鎚山麓を源流とする一級河川です。愛媛県では面河川、高知県に入ると仁淀川と呼ばれ、太平洋に流れ下ります。急峻な山を縫うように流れており、無数に思える多くの支流を束ねて水量を増していきます。有名な景勝地である面河渓は本流の源流付近ですが、仁淀川三大景勝地と呼ばれる安居渓谷、中津渓谷、にこ淵はどれも支流です。

片岡養魚場のある中津川は仁淀川の支流のひとつで、中津明神山を仁淀川本流まで流れくだっています。
養魚場は中津川源流付近の標高642mです。

取材日はGWの5月5日、仁淀川本流の臨時駐車場(標高150mくらい)に車を停めました。
仁淀川本流より中津川に沿って上っていくと、すぐに中津渓谷があります。

仁淀川三大景勝地と呼ばれるだけあって、観光客で賑わっています。

安居渓谷、にこ淵と比べて、巨大な岩が多いのが印象的です。

天気が荒れると、このような岩が物凄い音を立てて流れ下るという事が、本当にあるのだそうです。

片岡社長が仰るには、あめご(あまご)は川が荒れると水底の窪みに隠れて嵐が過ぎ去るのを待つそうです。

社長の友人が住む岡山県新見市(高梁川)だと水底の窪みは何年も同じところに在るのですが、中津川だと嵐のたびに水底の景色が変わってしまうようです。

水底のドロなどは全て流されるため、水質が極めて良く、育てたあめご(あまご)は他所にはない雑味のない味になるとのこと。

国産鮎と輸入鮎みたいな違いが生まれるのだと思います。

中津渓谷から離れ、中津川を遡上していきます。

仁淀川本流の水量が多いところは見事な青色(仁淀ブルー)ですが、中津川のような水量の少ない支流がどのように見えるのか、仁淀ブルーなのかは実は懐疑的でした。

少し増水していた日ではありましたが、ここまで青いとは驚きでした。

遡上しながら橋があるたびに写真を撮りました。

岩の大きさ、水量、水勢が目まぐるしく変わって飽きません。

「岩の向こうにもいるぞ!」
男性が橋の上から見下ろして叫んでいます。

橋の真下には、青年がルアー釣りをしていました。

立て続けに何尾も釣り上げているようです。
橋の上の男性は身を乗り出して魚から丸見えだし、大声で叫んでもいる。
釣り人も短い竿を使い、身を乗り出しているから魚から見えているだろう。
それでも次々に釣れてしまう。

「養魚場が先週放流したから…」

中津川は元々あめご(あまご)ばかりらしいので、放流した魚という確信は出来ないが、人を恐れないバカさ加減からして、先週まで養殖池にいた魚かも知れません。

釣れる魚はどれも立派で、ムニエルにして食べた魚と同じくらいのサイズに見えました。

上流になると水量が減り、川幅も狭くなってきました。

最後の1kmは道路を蛇行させる程の急こう配でした。

標高642m、片岡養魚場、到着です。
中津川は養殖池のすぐ裏側を流れており、間もなく水源地です。

片岡社長にコーヒーをご馳走いただきました。
セレクトフーズではあまご成魚を少量(1kg/1BL)から販売しております。
ご注文お待ちしています。


